Journal
撮影記と機材のノート。現場で考えたこと。
DJI Mini 5 Pro — 249gに宿る自由
1インチセンサーがついに登録不要の重量クラスへ。制約だったはずの「250g未満」が、いつのまにか創作の特等席になっていた。

全部撮って、あとで決める — DJI Avata 360 と360°の思想
DJI 初の360°ドローンは「一度の飛行であらゆる画角を持ち帰る」。便利さの裏で、私たちは大切な決断を現場から机の上へ移していないか。

Sony α7R VI — もう解像度に言い訳しなくていい
6700万画素の積層センサー。高画素は「遅くて扱いづらい」という前提が、静かに過去のものになりつつある。

Canon EOS R6 Mark III — 写真と映像の境界が溶ける
3250万画素で7K RAWを内部収録。「写真機」か「映像機」かという問い自体が、もう古くなってきた。

Nikon ZR — 540gに宿るシネマの色
ニコンとREDが組んだ最初のシネマカメラ。「シネマの色」を守っていた見えない壁が、静かに低くなっている。

100gの線引きと、登録更新の落とし穴(2026年)
規制ラインは200gから100gへ。そして見落としがちなのが、機体登録の3年更新。飛ばす前に、足元を確かめておきたい。

空が混み合う時代に — 入門ドローンの増加をどう見るか
より安く、より簡単に。空はますます開かれていく。開かれた空だからこそ、飛ばす一人ひとりの態度が問われる。

ローリングシャッターの終わり — 積層センサーが外す「言い訳」
速く振っても歪まない。強い光で割れない。積層・グローバルシャッターの普及は、構図の自由を静かに広げている。

「あとで決める」は、見る力を鈍らせるか
全部撮って、AIが整える。便利な時代ほど、シャッターを切る前の一瞬に、どれだけ賭けられるかが効いてくる。

モーションブラーは、選択である — NDとシャッター角度
なめらかな映像は、偶然ではなく設計の結果。シャッター角度を意識するだけで、動画の手触りは大きく変わる。

DJI Mavic 4 Pro — フラッグシップは、何のためにあるか
1億画素のハッセルブラッド、360°回るジンバル。最上位機は「全部入り」だが、その上限の高さは、撮り手に何を求めるのか。

光を読む — マジックアワーは、待つ人にだけ来る
機材がどれだけ進化しても、最後に画を決めるのは光。時間帯と天気を読む力は、いちばん安くて、いちばん効く投資だ。

Logで撮るということ — 色は、責任である
フラットに撮れば、後で自由に色を作れる。その自由は同時に、「自分で決めねばならない」という責任でもある。

単焦点という制約 — 動けないから、見える
ズームは便利だ。でも「足で寄る」制約が、構図を鍛える。一本の焦点距離と過ごす時間には、特別な学びがある。

風を読む — ドローンは、飛ばす前に決まっている
空撮のクオリティは、上げてからではなく、上げる前に決まる。風・光・電波を読む地上での準備が、画をつくる。

縦型動画の作法 — 制約の中に、作法がある
9:16は「SNS用の妥協」ではない。縦の画面には、縦にしか作れない緊張と余白がある。

素材を守る — いちばん地味で、いちばん大事な仕事
撮った瞬間から、データは失われる可能性を抱えている。3-2-1のバックアップは、創造性の保険だ。

間(ま)と余白 — 何を写さないか
画面を埋めることより、空けることのほうが難しい。余白は、見る人の想像が呼吸する場所だ。

夜と高感度 — 暗さは、描くべき対象である
最新センサーは、夜をきれいに写しすぎることがある。ノイズを恐れるより、暗さそのものをどう見せるかを考えたい。

なぜ、静止画を撮り続けるのか
動画が主役の時代に、あえて一枚の写真を撮る意味。止まっているからこそ、伝わるものがある。

DJI Air 3 — 二眼で変わる空撮
広角と中望遠の二眼構成が、空撮の構図をどう広げるか。実際に飛ばして感じたことを記録します。

屋久島 — 稜線と雨の記録
雨の島と言われる屋久島で、光が差す一瞬を待つ。空撮と地上の両方から追いかけた数日間。

DJI Mic — 音が映像を決める
映像のクオリティは、実は音で決まる。ワイヤレスマイクを導入して変わった編集の手触り。
