Nikon ZR は、ニコンが RED を迎えて作った初めてのシネマカメラです。24.5MP の部分積層センサーで 6K RAW(R3D NE)を内部収録し、RED の色科学と 32bit フロート音声までを、540g・約2,200ドルの body に収めてきました。
「シネマの色」は、もう特権ではない
かつて RED の色は、価格と運用の壁の向こうにありました。その色科学が、ミラーレスに近いサイズと価格に降りてくる。憧れだった質感が、手の届く道具になる——この意味は小さくありません。
民主化のあとに問われること
安価に「良い色」が手に入る時代は歓迎すべきです。ただ、色が最初から整っているほど、何を撮るか・どう照らすかという根っこの選択が際立ってくる。道具が上限を上げてくれるぶん、下限を作るのは自分の判断です。色は仕上げではなく、撮る前から始まっている。
