どんな高性能なセンサーも、光の質までは作れません。日の出前後の数十分、日没後の青い時間——同じ場所でも、光が変わるだけで画は別物になります。私たちが機材選びと同じくらい大切にしているのが、この「時間帯を読む」ことです。
光は、待って、狙う
良い光は、たいてい短い。だから、現場には早く入り、構図を決めてから光を待ちます。曇りには曇りの、逆光には逆光の良さがある。天気を「条件」ではなく「素材」として見られるようになると、悪天候の日ほど面白くなる。
いちばん安い投資
新しいレンズは高い。けれど、一時間早く起きることはタダです。光を読む目は、どんな機材よりも作品を左右する。道具の話に夢中になったときこそ、私たちは空を見上げる時間を増やすようにしています。
